ikiune diary 日々の出来事

息畝実/イキウネミノルが、その日見たり感じたことを綴ります。

7月25日

午後4時15分頃だった、もうあと15分ほどでバイトが終わろうという時間に、突然社員から呼び出された。普段、接客している最中に呼び出されるなんて事は滅多にないので、なんだろうと思いましたが、社員の口調と態度から機嫌の悪さが伝わってきて、何かあったのだなと分かりました。
社員の後について事務室に行くと、社員の人と対面するかたちでソファーに座らされ、昨日私が担当していたレジで5千円の差額が出ていると告げられました。
何か注意されるとしたら、会計のミスか、客からのクレームのどちらかだと思っていたので予想通りではあったのですが、5千円という金額はやはりショックでした。重苦しい雰囲気で、何を言っていいのか分からず、私はただ驚いてみせるしかありませんでした。
社員から心当たりを聞かれ、昨日一日の客とのやりとりを思い出そうとしましたが、原因となりそうなものは浮かびません。
考えられるのは、会計の際に客が出した5千円札を一万円札と勘違いして、お釣りを多く返したとか、そういう不注意の失敗ですが、少し前にパートのおばさんにレジのミスが少ないと言われたばかりで、そのような失敗も信じがたいです。
結局、始末書を書いて仕事場を後にしました。
ただ、この仕事を始めたときに、いつかはこんなことが起きるのではないかと思っていたような気がする。今まで起きなかったことのほうが不思議なのかもしれない。