ikiune diary 日々の出来事

息畝実/イキウネミノルが、その日見たり感じたことを綴ります。

9月18日

独断と偏見によってアンティゴネーの魂がからめとられている。
つまり、雲雀うめ美の魂もだ。

私には黙って見過ごすことはできない。
そんな事は耐えられない。

あの演出家が作るアンティゴネーにどのような価値を見出せるのか。

今、私や雲雀さんは堅固な壁に直面している壊れやすい卵だ。
勝算など何処にもなく、ただ強引に押し潰されてしまうのを待っている。

でも、だからこそ私はアンティゴネーを書いてきた。書かなくてはと思った。

アンティゴネーのふるまい、そして愛が誰に向けられているのか。今またこの世界に問う。