ikiune diary 日々の出来事

息畝実/イキウネミノルが、その日見たり感じたことを綴ります。

2012-10-15から1日間の記事一覧

10月15日

もう戯曲を書くのをやめます。 何ひとつ私の思い通りにならなかった。 誰も私を相手にしない。 信頼しあえる友達も話せる仲間もいない。 私にソフォクレスみたいな戯曲を書く才能なんてない。 深夜0時、部屋のTVには海外のF1レーサーのドキュメンタリーが…

10月14日

第三幕の最後、アンティゴネーであることに目覚めた芋名賀りえは母への手紙を海に投げる。これは第一幕のアンティゴネーとイスメネの海辺のシーンでもある。 既に死者の国にいる母に向けて書いた手紙。 ここでの母は何を意味するのだろうか。 アンティゴネー…

10月14日

炉粗純。 あの劇団員は何者だろう。名前もどことなく怪しい。 演技らしい演技は見たことないが恐らく大根だろう。いや、大根に違いない。彼には大根役者という役を与えてやろう。それこそ適役だ。 そして、息も絶え絶えに、広大なグラウンドのようなところで…

10月14日

カメラで撮っている映像と現実に私が見ているものとの差異について考える。カメラのフレームに入った時点でどこを切り取るかという選択に私たちは迫られている。 彼女たちは喫茶店を営んでいる。 設定と台詞について手帳にメモをしながら考える。絵にしてみ…