ikiune diary 日々の出来事

息畝実/イキウネミノルが、その日見たり感じたことを綴ります。

10月13日

 

2日間だけ世話になったゲストハウスATOMAを出て、福島駅から午前9時30分発のバスに乗る。
途中で飯館村をバスが通る。ここは通り過ぎるだけで降りられないが、ここのどこかに仮設住宅のおばさんが暮らしていた家と例のガードレールがある。

昼前に原町の駅前に到着して、町の中を歩いていく。小道に入って更に歩くと営業しているのかどうか分からない錆びれた映画館、朝日座がある。

中に入ると有名人のサインや年季の入ったポスターが劇場の入り口の辺りに飾ってあり、劇場内は暗くて奥にいくほど、席がどこにあるのか見えなくなっていく。それに、かすかな物音でも響くほど静かだ。

 


第三幕では、桑原さなえが占い師のテイレシアスとして登場し、福島駅からここまで私を導くシーンがあります。

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