ikiune diary 日々の出来事

息畝実/イキウネミノルが、その日見たり感じたことを綴ります。

9月29日

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私は南相馬の海辺を歩く。
陽射しをまともにうける。
漂流したものが砂浜にうちあがっている。
背後には草が生茂っていて、所々に大きな水溜りがある。
堤防には私と親子2人がいた。
高く激しい波がブロックに当たり白い波飛沫があがっていた。


アンティゴネーのことを考えると、やはりあの人の顔が浮かぶ。


アンティゴネーはこの海を渡っていく。

海岸沿いを歩いて、今なぜ自分が福島にいるのか、その理由が分かった気がした。